ホームーページ作成に欠かせない【サーバー】の選び方

ホームーページ作成に欠かせない【サーバー】の選び方

ホームページを作成して世界に公開するためには、必ず「サーバー」と「ドメイン」が必要になります。また、サーバーの用意とドメインの取得は基本的に一緒に行います。今回は、「サーバー」にスポットを当ててご説明いたします。
そこで、初めてホームページを作る方は、「サーバー」と言われても何のために必要なのか、どうやって用意するのかなど、分からないことも多いかと思います。

まず、「サーバー(server)」とは、ホームページを公開するために必要となる情報を収納しておく「置き場」のこと。さらに、サーバーは基本的に借りるもの、ということだけ先に説明しておきましょう。
それではここからは、「サーバー」とはどのような機器でどんな役割をしているのか、ご自分で用意する方法をご紹介いたします。

▶目次

  1. 「サーバー」とは?どんな役割をしているのか
  2. 「サーバー」を用意する方法
  3. 「無料レンタルサーバー」の選び方
  4. 「有料レンタルサーバー」の種類と選び方
  5. まとめ

1、「サーバー」とは?どんな役割をしているのか

そもそも「サーバー(serve)」とは、冒頭でも少し触れましたが、ホームページを公開するために必要となる情報を収納しておく置き場のこととなり、倉庫のようなものです。
サーバーには、サイト作成者が用意した文章や画像、記事のタイトルやコメントなど、あらゆるデータが保管されます。

主に、ネットワーク上のコンピューターの中で、他のコンピューターから要求や指示を受け、情報や処理結果を返す役割を果たしているコンピューターやソフトウェアのことを指しています。また、サーバーから画像や文章などの情報を受ける側を「client(クライアント)」と呼びます。

簡単に表現すると、ネットワークで繋がったコンピューター上で、サーバー自身がもっているデータやサービスなどを他のコンピューターに提供する役割を担っているのです。サイト訪問者がページにアクセスすると、表示するために必要な情報を送信する仕組みです。

サーバーは、サイト作成者とクライアントのパソコンの中間に位置し、様々なリクエストに応えています。メール確認を行い、データの受け渡しやウェブページ閲覧も全てクライアントであるコンピューターのリクエストにサーバーが応えているのです。

2、「サーバー」を用意する方法

サーバーがどのような役割をはたしているのか知っていただいたところで、用意する方法についてご説明いたします。

用意する方法は主に、

  • レンタル(ホスティング)…文字通りそのサーバーを貸し出す(レンタル)するサービスです
  • 自社サーバー      …パソコンを購入するのと同じように物理的なサーバーを購入して自社で管理している
  • ハウジング      …インターネット回線や設備が整った場所に自ら用意したサーバーを設置する

といった方法があります。

普通にホームページを公開する程度なら、一般的に「レンタルサーバー」を利用します。
また、レンタルサーバーのことを「ホスティングサーバー」と呼びますが、細かいことで多少違いはあるものの基本的に同じものと認識しておいて問題ないと思います。

次に、レンタルサーバーを利用しようとした場合、そのサービスには「無料サーバー」と「有料サーバー」があります。
どちらがいいのか?と、迷ってしまいそうですが、これは利用目的や今後の運営の仕方で変わってくるので、どちらがいいとは一概には言えません。

そこで、次の項で有料・無料サーバーの種類や選び方についてご説明します。

3、「無料レンタルサーバー」の選び方

無料レンタルサーバーの特徴は何と言っても無料ということに限ります。利用するユーザーも同じ趣味を共有するなど、有料のサーバーサービスとは違った魅力があります。
最近では、無料でありながらCGIは勿論、WordPressが使用できるPHPやMySQLも利用可能なサーバーも見掛けるようになりました。

ただし、サーバーを無料で借りられるので、無料でサイトの運営が出来るメリットは大きいものの、そこにはデメリット面が当然あります。

無料ホスティングサーバーのデメリット

  • 使用できるHDD容量が少ないので本格的なサイト運営はできない
  • 自分で取得した独自ドメインは使用できない
  • 検索エンジン(Google、Yahooなど)に上位表示されにくい
  • バナー広告が自動的に表示される
  • サーバー混雑時にはつながりにくくなる

こうした無料サーバーサービスは非常に有り難い存在ですが、個人運営のものが主流で、実際に使ってみた方の評価・評判も良し悪し様々です。

では、実際にどのような会社がサービスを行っているか会社名のみですがご紹介いたします。

  • Xdomain
  • WEBCROW
  • 忍者ホームページ
  • Hostinger
  • SiteMix
  • FC2ホームページ
  • TOK2無料ホームページ
  • TsoftServer
  • @PAGES
  • land.to

などなど、他にも多くの事業者が参入しているので、デメリット面も考慮しながら、無料という魅力を最大限活かすことができるところを選ぶことが大切ですね。

4、「有料レンタルサーバー」の種類と選び方

「有料レンタルサーバー」の種類と選び方

まず、有料サーバーは基本的に、

  • 「共用サーバー」
  • 「専用サーバー」
  • 「VPSサーバー」

と、3種類に分類されます。

ホームページのデータをサーバー上にアップロードするという基本的な流れは同じですが、サーバーの種類によってできること、できないことがあるので用途に応じて選ぶ必要があります。
では、それぞれ簡単にご説明いたします。

「共用サーバー」

共用サーバーは、名前のイメージ通り、複数のユーザーが共同で1台のサーバーを利用する形態のサービスです。
ちなみに、前項の無料レンタルサーバーはすべて共用サーバーとなります。

OSやCPU、メモリ、ハードディスクなど全て同じリソースを複数のユーザーで共有して利用しますので、レンタルサーバーの利用料金の中では最も安くなります。
ただし、共用サーバーの場合、複数のユーザーが同じサーバーを利用しているので、1人のユーザーがサーバーに負担がかかるような使い方をした場合、他のユーザー全員がその影響を受けてしまいます。

逆にメリットとして、共用サーバーはサービス会社から用意された環境を利用する形態になりますので、サーバーの維持管理に気を使うことはなく、専門的な知識や技術はほとんど必要ありません。

そのため、個人や中小企業でも簡単にWebサイトを公開して運営することが可能となります。

 「専用サーバー」

専用サーバーもその名の通り、1台のサーバーを独占して利用できる形態のサービスです。
1ユーザーで占有できるため、共用サーバーのように他ユーザーの影響を受けることはなく、リソースを多く使えるのでアクセスが集中するサイトや、プログラムによって多くメモリーを使う場合などに利用されます。

その大きなメリットは、サーバーに対するroot権限(管理者権限)を持つことができるので、OSやアプリケーションなど、基本的に自由にカスタマイズできパフォーマンスは優れていることです。

ただしこちらは、ユーザー自身でサーバーを設定する必要があるので、サーバー構築の高度な専門知識が必要。また、高いパフォーマンス、安全性、柔軟性などの利点は多いものの、コスト面では共用サーバーと比べて当然高くなります。

そのため、一般的にアクセス数が多いサイトや利益を生みだすサイトを管理するために利用されています。

「VPSサーバー」

VPSとは、Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)の略。近年広がってきたサービスで、複数のユーザーが1台のサーバーを利用している点では、共用サーバーと同じですが、「仮想化」といわれる技術を使っていることで、仮想的に専用サーバーと同等の機能をもつ共用サーバーです。

1台のサーバー内に仮想化された複数のサーバー環境を作っているため、各ユーザーは専用サーバーと同じようにroot権限(管理者権限)を持つことができ、OSやアプリケーション機能などを自由にカスタマイズできます。

しかし、仮想上は専用サーバーのように見えても、実際には1台のサーバーを共用で利用していることになるので、CPUや回線、メモリーなどのサーバーリソースは完全には自分のものにはなりません。しかし、複数のユーザーが共有しているので、専用サーバーよりも機能面では多少見劣りしますが、コストを抑えて自由に利用できます。

以上、3種類のサービス形態があり、利用目的や規模によって使い分けることになりますが、基本的には共用サーバーを利用している方が大多数です。
それでは最後に、こちらも実際サービスを提供している会社をご紹介いたします。

  • XSERVER
  • WebARENA SuiteX
  • ロリポップ
  • カゴヤサーバー
  • さくらのレンタルサーバ
  • CPI
  • お名前.com
  • ExpressWeb
  • エクストリム
  • ネットオウル

以上、10社ご紹介しましたが、こちらもまだまだ多くの会社が参入しています。
共用、専用、VPSともに用意している会社が多いので、利用目的や費用・機能面など総合的に検討して選ぶことが大切です。

5、まとめ

今回は、サーバーに関して詳しくご覧頂きましたが、普通にホームページを公開するに当たっては、レンタルサービスの共用サーバーにしておけば問題ありません。あとは、有料・無料かはご自分で判断して下さい。

無料サーバーか有料サーバーか、共有か専用かVPSか、といったように選択肢は多いので、利用目的や費用など良く考えて選ぶことが重要となります。